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flight032 恐るべき子どもたち [サンデーBIRDMEN]


ピーターパン、ハンメルンの笛吹き・・そんな感じ。
アーサーよ、あんたいったい何がしたいねん;
・・どんな指示が出てるんですか?

以下、感想です。


『恐るべき子どもたち』って、コクトーの小説だよね。
学生の頃、読んだわ。(フランス文学専攻してました)
内容は忘れたけどっ(笑)

あらすじざっくり。

◇◇◇

「こうしてつながるだけで、僕らは強くなれるんだよ」
「僕の力は君の力で、君の力は僕の力だ!」

アーサーはこんな風にセラフの仲間を集めて回っていた。
おそらくこの後、アラスカのファームを回ってユーラシア大陸、つまり日本へ渡ると考えられる。
現時点ではアーサー含めて48人のセラフの集団。
移動途中に一般の民家で好き放題に過ごしたり、食糧確保のため店を襲ったり。
自分たちが危険な集団だという認識が希薄な彼らは、無邪気そのもの。
さらにアーサーは仲間と手をつなぎ世界のセラフに呼びかける。

その声は烏丸たちにも届く。

鷹山はその声に対し、烏丸の助力を得て忠告する。

「やめろ。今は・・・あまり動くな・・・まだ、″時″は来ていない。」

忠告内容よりも、鷹山に反応してもらった事実を喜ぶアーサー。


いっぽう、EDEN本部。
「出現の時期を間違えた生物は淘汰されるのが自然の摂理だよ」

◇◇◇

前話のあと、 「どういう展開になっていくんだろう?」と思っていました。

登場人物がブワっと増え、世界が広がって。
日本でこぢんまりと(笑)鳥部活動などに従事していた烏丸たち、これから先、どうなっていくんだろう?
FOXが出現したあたりから物語の行く先が・・・?

初期の頃に烏丸が感じていた「つながることで大きな力」みたいなことが現実になったワケだよね。
・・だけど、それで何がしたいのかよくわかんない;;
アーサーは子供っぽいから、単に「仲間を増やしたい!外に出て思いっきり動きたい♪」って欲求なんだろうと思う。
じゃ、SKYはいったいどうしたいの?(てか、SKY=FOXやんな?)
人間に替わって世界を支配する生物に、ってヤツ?

鷹山は無邪気なアーサーの思考より先に行ってるんだと思う。
あ、SKYの考えてることはよくわかんないので言及しない。

しかし、無邪気、悪気はない・・ってのは、いちばんタチが悪いな;
どう注意すればよいのかわかんないし、無邪気な笑顔みると、「悪いのは自分かも」って思ったり;
良いように利用されてることにも気づかず、きゃっきゃ言ってはしゃいでる。

・・て、やっぱ悪いのはSKYなんだろーか。
いや、この展開こそがEDEN本部の思惑通り、なのか。

筋書に対する感想はこんなところかなー。

鷹山に関してはいろいろとありました(笑)
なんか嬉しかったー♪烏丸との会話、良かったです。

鷹山のご両親は、そうでしたか、昆虫学者だったのか!
昆虫・・面白い☆
烏丸のそれに対する反応がこれまた良かったー♪
納得、納得って思った^^
鷹山の「そういわれれば・・・!」ってのにもプっ(笑)
最後の「!」がたまらん(^^♪

鷹山の人となり、そして烏丸・・。
中学生っぽさがカラっと出てた。好きやわ、こういうの^^
鷹山も烏丸も可愛い[黒ハート]

次は14号です。



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